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J-GLOBAL ID：201202204440071432   整理番号：12A0832750

陰極線ルミネセンスによる光触媒アナターゼ膜のイオン不規則性の洞察

Cathodoluminescence insights into the ionic disorder of photocatalytic anatase films

著者 (5件)： PEZZOTTI Giuseppe (Ceramic Physics Lab. and Res. Inst. for Nanoscience, Kyoto Inst. of Technol., Sakyo-ku, Matsugasaki, 606-8585 Kyoto, JPN) ,  LETO Andrea (Piezotech Japan, Ltd., Sakyo-ku, Ichijoji, Mukaibata-cho 4, 606-8126 Kyoto, JPN) ,  BATTISTON Simone (CNR Istituto per l’Energetica e le Interfasi, Corso Stati Uniti 4, 35127 Padova, ITA) ,  MINELLA Marco (Dep. of Analytical Chemistry and NIS Centre of Excellence, Univ. of Torino, Via Giuria 5, 10125 Torino, ITA) ,  ZHU Wenliang (Ceramic Physics Lab. and Res. Inst. for Nanoscience, Kyoto Inst. of Technol., Sakyo-ku, Matsugasaki, 606-8585 Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 10  ページ： 103720-103720-8  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アナターゼの光触媒機能に関するイオン不規則性および構造欠陥の効果が,陰極線ルミネセンス(CL)分光により分子レベルで訂正された直接の実験的証拠の観点から見直されている。いろいろな型の光触媒として有効,無効なアナターゼ膜について集められたCLスペクトルは,アナターゼ格子のイオン不規則性の大多数について電子補償型の混合光学応答を例示している。この論文では光学的に活性な非化学量論組成サイトを系統的に調べることにより得た二つの実験結果について述べる:(i)いろいろな格子-欠陥母集団の相互作用を含む膜の化学量論組成の定量的解析,および(ii)膜作製後のアニールサイクルにおける非化学量論組成サイトの安定性/変化およびそれらの光触媒活性に及ぼす効果。CL実験は欠陥のあるアナターゼ格子の構造状態を直接調べる方法を提供し,光触媒効率の背後にある複雑な物理化学相互作用について欠けている詳細を明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アナターゼ ,  *膜 ,  *イオン ,  *光触媒 ,  *陰極線ルミネセンス ,  格子欠陥 ,  構造 ,  電子 ,  補償 ,  応答 ,  光学活性 ,  非化学量論 ,  組成 ,  焼なまし ,  相互作用 ,  カソード ,  結晶構造 ,  走査電子顕微鏡 ,  波長依存性 ,  光劣化 ,  紫外線照射 ,  物理化学 ,  化学的性質 ,  酸化チタン ,  無秩序系
準シソーラス用語： 光応答 ,  構造欠陥 ,  *不規則性 ,  物理化学性質

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 陰極線ルミネセンス ,  光触媒 ,  アナターゼ ,  イオン ,  不規則性 ,  洞察