抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,瀬戸内海における魚類によるアサリ食害の実態について述べ,野外標本に基づく食害魚種のリストを作成した。トビエイ科からフグ科の12科23種がリストアップされ,このうち,瀬戸内海には12科18種の食害魚種が生息する。稚貝を食害する魚種が多く,ナルトビエイ,クロダイ,キチヌ,キュウセン,クサフグの5種が親貝も食害する。イシガレイやマコガイなど8種は水管を,一方,クロダイとキュウセンは足を除く全ての被食区分を食害することが確認された。