文献

J-GLOBAL ID：201202204462656051   整理番号：12A0681105

末梢神経誘導コンジットの開発のための生体材料

Biomaterials for the Development of Peripheral Nerve Guidance Conduits

著者 (3件)： NECTOW Alexander R. (Tufts Univ., Massachusetts) ,  MARRA Kacey G. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania) ,  KAPLAN David L. (Tufts Univ., Massachusetts)
資料名： Tissue Engineering. Part B. Reviews  (Tissue Engineering. Part B. Reviews)
巻： 18  号： 1  ページ： 40-50  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W2257A  ISSN： 1937-3368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 末梢神経損傷の代表的な治療法として自己神経の移植があげられるが,donor site morbidityや神経腫などの合併症が問題となっている。最近では人工的な神経誘導を用いた臨床研究が進められているが,自家移植よりも優れた結果は得られていないことから,自家移植に匹敵する有用性を持った神経誘導コンジットの開発が望まれている。本総説では,チャンネルやコンジットを介した末梢神経の修復のためのアプローチについて概説した。最初に,神経修復に利用される現在の材料について,自己組織,バイオポリマーおよび合成材料を中心に解説した。次に,材料の検討に関して,機械的/物理的な特性,表面化学,形態および修飾に焦点を当てながら解説を加えた。最後に,コンジット中での刺激について,神経栄養因子,二次的足場/タンパク質の刺激,異方性および発達生物学からの刺激に関連した成長円錐の走化性を中心に解説した。

シソーラス用語： *末梢神経系 ,  *医用素材 ,  チャネル ,  組織移植 ,  脳神経外科 ,  成長円錐
準シソーラス用語： コンジット ,  神経移植 ,  生体材料

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 末梢神経 ,  誘導 ,  コンジット ,  開発 ,  生体材料