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J-GLOBAL ID:201202204497653152   整理番号:12A0745781

超音波支援冷却誘起凝集 揮発性フェノールの痕跡量定量のための改良法

Ultrasound assisted cold-induced aggregation: an improved method for trace determination of volatile phenol
著者 (4件):
資料名:
巻: 177  号: 3-4  ページ: 349-355  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストリア (AUT)  言語: 英語 (EN)
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水溶液試料からのフェノールの抽出のために,超音波支援冷却誘起凝集(USA-CIAME)と呼ぶ簡便で,迅速かつ効果的な抽出法について示した。この方法では,極少量のイオン液体,1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファート(抽剤)をフェノールを含む試料溶液に溶解し,1分間超音波照射する。溶液を氷浴中で冷却すると曇った溶液となる。遠心分離後,抽剤相が遠心管の底に貯まる。pH10.0で,ヘキサシアノ鉄酸塩の存在下で4-アミノアンチピリンと呈色反応すると,フェノールを分光光度的に定量することができる。通常の冷却誘起凝集ミクロ抽出(CIAME)と分散液液ミクロ抽出(DLLME)と比較して,最適化法は室温で最高の抽出効率を示し,抽出時間が最短であった(5分)。性能に影響する重要なパラメータを算出し,最適化した。最適条件下で,フェノールの検出限界は,0.86μgL-1で,濃縮因子は75であった。キャリブレーショングラフは,3~150μg L-1の範囲で直線であり,相対標準偏差は2.65%(n=5)であった。方法を水試料中のフェノールの定量に適用することに成功した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  有機化合物の物理分析 
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