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J-GLOBAL ID:201202204509762203   整理番号:12A0637669

対立遺伝子識別法を用いて測定した大腸癌における性別及び病理学的表現型によるK-rasコドン12-13遺伝子型の出現頻度の差

Differences in the Frequencies of K-ras c12-13 Genotypes by Gender and Pathologic Phenotypes in Colorectal Tumors Measured Using the Allele Discrimination Method
著者 (10件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 22-31  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W0213A  ISSN: 0893-6692  CODEN: EMMUEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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迅速K-ras遺伝子型分類法として二色リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)を用いる対立遺伝子識別法を開発し,ホルマリン固定パラフィン組織を用いるDNA塩基配列測定法よりも高感度で,高特異的であることを証明した。本方法により,大腸癌患者204名のうちの83名(40.7%)でK-ras突然変異を検出し,これらの突然変異の20.6%がG12D(GAT)突然変異で,7.4%がG13D(GAC)及びG12V(GTT)突然変異で,5.3%が他の型であった。K-ras突然変異,コドン12突然変異及び異性塩基型置換を有する大腸癌において女性の占める割合が有意に高く(それぞれ60.2,63.2及び69.6%),これは高度~中等度分化癌で女性の有病率が高いことを反映していたが(男性が29%に対して女性が53%),低度分化癌ではその逆であった(男性が47%に対して女性が35%)。K-ras突然変異の有病率について有意な年齢の影響はなかった。病理学的変化のある男性及び低度分化癌のある女性は,他の大部分の有病率研究と比べてあまり一般的でない遺伝子型としてGATを示した。付加的な増幅過程のない対立遺伝子標識法は,K-rasコドン12-13突然変異検出のための信頼できる遺伝子型分類法である。
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分類 (3件):
分類
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遺伝学研究法  ,  遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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