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J-GLOBAL ID:201202204541792483   整理番号:12A0778443

超臨界CO2での溶液増強分散によるメソトレキセートナノサイズ化

Nanonization of methotrexate by solution-enhanced dispersion by supercritical CO2
著者 (10件):
資料名:
巻: 67  ページ: 7-13  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1591A  ISSN: 0896-8446  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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溶解度や溶解速度改善により,貧水溶性薬物のバイオアベイラビリティを増強する目的で,メソトレキセート(MTX)をナノサイズ化するため,超臨界CO2(SEDS)での溶液増強分散を利用した。23要因実験計画を行い,MTX粒子の表面形態や平均サイズに及ぼす運用パラメータの相対的重要性を調べ同定した。非溶媒/溶媒(アセトン/ジメチルスルホキシド,v/v)比率の影響が,平均粒子サイズに対する主な影響であると分った。非溶媒/溶媒比率増加は著しく粒子サイズを減少させた。次の条件,非溶媒/溶媒比率6:1,MTX濃度0.3%,流速1.0ml・min-1,温度308K,圧力12Mpa下で,結果としてのMTXナノ粒子は良好な球形,滑らかな表面,狭い粒度分布(平均粒子サイズ81nm)を示した。超臨界処理後,MTXの化学組成変化は無かった。しかし,MTX物理形態は,分子レベルで生じたわずかな構造変化に因り,結晶から非晶質へシフトした。粒子サイズ減少や物理状態変化に因り,MTXナノ粒子の溶解度や溶解速度は元のMTX粉末のものよりかなり大きかった(42hrで5.9対3.7,92hrで12.6対10.8μg・ml-1)。本研究では,超臨界処理が貧水溶性薬物のバイオアベイラビリティ改善で大きなポテンシャルを持つことを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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消炎薬の基礎研究  ,  薬物の物理化学的性質  ,  コロイド化学一般  ,  多成分系の相平衡・状態図一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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