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J-GLOBAL ID：201202204547795468   整理番号：12A1122731

飲用水の塩素化に伴う三価クロムから六価クロムへの酸化挙動

Oxidation of Cr^III to Cr^VI during chlorination of drinking water

著者 (3件)： LINDSAY Dana R. (Manhattan Coll., NY, USA) ,  FARLEY Kevin J. (Manhattan Coll., NY, USA) ,  CARBONARO Richard F. (Manhattan Coll., NY, USA)
資料名： Journal of Environmental Monitoring  (Journal of Environmental Monitoring)
巻： 14  号： 7  ページ： 1789-1797  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 1464-0325  CODEN： JEMOFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クロムの毒性は酸化状態と密接に相関し,三価クロムは濃度が低いと人体に毒性が無い。飲用水の水処理技術は一般に塩素など強力な酸化剤を汎用するが,塩素は三価クロムを毒性が高い六価クロムに酸化する。飲用水の塩素化に伴う三価クロムの酸化状態や速度は実測データが限定的の為,純水や水道水に三価クロムを添加して酸化プロセスを解析した。三価クロムは硝酸塩やEDTA錯体,水酸化物を利用し,キャピラリー電気泳動法で酸化プロセスを評価した。3種の三価クロムは全て六価クロムに酸化し,速度は数時間オーダと迅速であった。三価クロムの酸化以外に消費する塩素量,三価クロムによる水酸化物の析出反応,四価や五価クロムなど反応中間体への部分酸化反応も評価した。

シソーラス用語： *飲用水 ,  化学的水処理 ,  酸化剤 ,  *塩素化 ,  塩素殺菌 ,  *六価クロム ,  接触酸化 ,  部分酸化 ,  動力学 ,  キャピラリー電気泳動 ,  プロセス解析 ,  硝酸塩 ,  クロム錯体 ,  水酸化物 ,  原子価 ,  反応中間体 ,  公衆衛生 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： 三価クロム

分類 (4件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  公衆衛生  (GB02000X) ,  水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N)

物質索引 (1件)： EDTA

タイトルに関連する用語 (5件)： 飲用水 ,  塩素化 ,  三価クロム ,  六価クロム ,  酸化挙動