文献

J-GLOBAL ID：201202204560968550   整理番号：12A0460079

非折畳み蛋白質応答:小胞体ストレス下での細胞運命決定の制御とその他

The unfolded protein response: controlling cell fate decisions under ER stress and beyond

著者 (2件)： HETZ Claudio (Univ. Chile, Santiago, CHL) ,  HETZ Claudio (Harvard School of Public Health, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 13  号： 2  ページ： 89-102  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小胞体における蛋白質折畳みストレスは分泌細胞の重要な特性であり,かつ数多くのヒト疾患病態形成にも関与している。この小胞体ストレスは非折畳み蛋白質応答活性化により緩和され,小胞体ストレスに対する適応に欠陥が生じるとアポトーシスが誘発される。ストレスセンサー蛋白質キナーゼRNA様ERキナーゼ(PERK),イノシトール要求蛋白質1α(IRE1α)及び活性化転写因子6(ATF6)により開始されるアンフォールド蛋白質応答の3つの分岐の制御機構,相互作用に関する最近の研究成果を紹介した。また蛋白質折畳みストレスとは直接関連しない先天免疫,代謝,細胞分化におけるアンフォールド蛋白質応答の役割についても言及した。

シソーラス用語： 小胞体ストレス ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  *膜タンパク質 ,  転写因子 ,  膜貫通タンパク質 ,  *細胞生理 ,  タンパク質プロセシング ,  折畳み構造
準シソーラス用語： ATF6 ,  IRE1α ,  PERK ,  UPR ,  蛋白質折畳み ,  *非折畳み蛋白質応答

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非折畳み蛋白質応答 ,  小胞体ストレス ,  細胞運命決定