抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長期海洋観測データを用いて,北海道東部太平洋海域における海洋環境と水塊分布の月別変化を調べた。陸棚域では,沖合域と比べて月変動が大きく,1月~4月には沿岸親潮水が,5月~7月には沿岸親潮水が昇温してできた高温低塩分水が主として分布する。7月~8月の間に大幅に高温高塩化し,8月~10月には高温高塩分の宗谷暖流水変質水の分布とともに,沿岸密度流の構造が顕著に発達する。その後,12月~1月の非常に短期間の間に水温・塩分の急激な低下とともに,宗谷暖流水変質水から沿岸親潮水への大幅な水塊交替がおこる。(著者抄録)