抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アメリカの多くの連邦機関によって最近行われた機密解除の大きな流れの中で,宇宙競争に関連する高度に詳細な,嘗ての機密文書が明らかにされた。これら資料で,冷戦中,米諜報機関で使用されてきた技術を垣間見ることが出来る。ここに強調した文書の大部分は我々にとって新しい事項である。本号で述べる第一部は,ソビエトのロケットで打上げるミッション情報を得る写真偵察衛星プログラムと地上プロジェクトで,第二部は,地球から打ち上げるソビエトロケットおよび月中心空間へのプローブに関する非フィルム衛星画像,テレメトリ捕捉情報(およびその解釈)およびこの技術情報がどのようにしてワシントンの高度政策決定者に送られたかについて述べる。Anatolianプロジェクトは技術的な方法でソビエトロケットに関する情報の系統的収集を行う最初のプロジェクトであった。後方散乱レーダFPS-17(コードネーム Ragmop)のトルコディアラルバクル設置,およびそれから数年後のアラスカアリューシャン列島のシェミア島設置,および新しい衛星追跡レーダFPS-38(コードネーム Blue9)の1962年設置である。機密解除された偵察衛星GAMBITおよびHEXAGONについて述べた。GAMBIT3はフィルムベース近接,狭視界,写真衛星システムで米国家偵察局文書によれば地上解像距離は4インチで,発射台にあるソビエトSL-Xの写真をしめした。