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J-GLOBAL ID：201202204615947182   整理番号：12A0292914

生細胞における生存ウイルス粒子の多色標識化

Multicolor Labeling of Living-Virus Particles in Live Cells

著者 (9件)： ZHOU Peng (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  ZHENG Zhenhua (Wuhan Inst. of Virology, Chinese Acad. of Sci., Wuhan, CHN) ,  LU Wen (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  ZHANG Fuxian (Wuhan Inst. of Virology, Chinese Acad. of Sci., Wuhan, CHN) ,  ZHANG Zhenfeng (Wuhan Inst. of Virology, Chinese Acad. of Sci., Wuhan, CHN) ,  PANG Daiwen (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  HU Bin (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  HE Zhike (Wuhan Univ., Wuhan, CHN) ,  WANG Hanzhong (Wuhan Inst. of Virology, Chinese Acad. of Sci., Wuhan, CHN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 3  ページ： 670-674  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生細胞における生存ウイルスの同期多色標識化の新しい戦略を示した。ルテニウム錯体に基づく新しい核酸プローブと組合わせたin vivo自己集合系を用いることにより,ウイルスゲノムを標識化し,さらにウイルスエンベロープを緑色蛍光蛋白質と特徴的な外部ウイルス蛋白質の融合により標識化した。異なるウイルス構成分の多色標識化を宿主細胞でのウイルス複製時に実施した。結果から,この方法でのウイルスゲノム標識化は,細胞画像化において優れた蛍光シグナルを生じ,光退色及び染色分子間の自己消光を克服し,ウイルス感染力に影響しないことを示した。生細胞での二重標識ウイルス粒子のリアルタイム追跡を通して,宿主細胞とウイルスの融合及び核でのウイルスゲノム輸送についての情報を蛍光測定により取得した。これらの結果から,ウイルスゲノムはルテニウム錯体によりウイルス感染力への影響なしに標識されることを初めて立証した。

シソーラス用語： *細胞 ,  ビリオン ,  *標識法 ,  標識化合物 ,  *ルテニウム錯体 ,  核酸 ,  ゲノム ,  ウイルスエンベロープ ,  緑色蛍光タンパク質 ,  ウイルス複製 ,  *ウイルス ,  ICP-MS分析 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： ウイルスゲノム ,  核酸プローブ ,  宿主細胞 ,  *生細胞

分類 (2件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  ウイルス学一般  (EG04010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生細胞 ,  生存 ,  ウイルス粒子 ,  多色 ,  標識化