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J-GLOBAL ID：201202204674326582   整理番号：12A1726908

ジャスモン酸エステル:抗癌剤としての植物ストレスホルモン

Jasmonates: Plant Stress Hormones as Anticancer Agents

著者 (2件)： REISCHER-PELECH Dorit (Tel Aviv Univ., Tel Aviv, ISR) ,  FLESCHER Eliezer (Tel Aviv Univ., Tel Aviv, ISR)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1093  ページ： 303-322  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジャスモン酸エステルは,植物ストレスホルモンのグループであり,それは植物における防御関連機序の最も強力な調節因子の一つである。著者らは,以前,ジャスモン酸(JA)は,乳癌,前立腺癌,メラノーマ細胞を含む数種のヒト癌細胞株の増殖を阻害し,ヒトリンパ芽球性白血病細胞の死を誘導することを明らかにした。その後の報告で,ジャスモナートは,肺癌,大腸癌,メラノーマなどの様々な他の細胞株の死を誘導または増殖を阻害することを実証した。重要なのは,ジャスモン酸エステルは,癌細胞に対して高い選択性があり,正常細胞にはほとんどまたは全く作用がなく,広い治療ウィンドウを創造する。ジャスモン酸エステルの抗癌活性を媒介する数種の機構が示されている。結論として,ジャスモン酸エステルは,抗癌化合物のユニークなクラスを提示する。

シソーラス用語： *ケト酸 ,  *ケトエステル ,  抗腫瘍薬 ,  *ホルモン ,  *植物ホルモン ,  生体防御 ,  乳房腫瘍 ,  前立腺腫瘍 ,  黒色腫 ,  *腫瘍細胞 ,  *増殖阻害 ,  リンパ性白血病 ,  *細胞死 ,  肺腫瘍 ,  大腸腫瘍 ,  *抗腫瘍作用 ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： *ストレスホルモン ,  リンパ芽球性白血病

分類 (3件)： 生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  (CF03210P)

物質索引 (2件)： ジャスモン酸 ,  メチルジャスモナート

タイトルに関連する用語 (5件)： ジャスモン酸 ,  エステル ,  抗癌剤 ,  植物 ,  ストレスホルモン