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J-GLOBAL ID:201202204708703607   整理番号:12A1449423

長周期地震動時に多数回繰り返し荷重を受ける鉄骨造およびCFT造柱部材の構造性能-小変位振幅かつ高軸力下での多数回繰り返し特性-

Structural Performance of Steel and CFT Columns Subjected to Long-Period Earthquake Ground Motions: Multicycle Loading Characteristics Under the Condition of Small Plastic Amplitude and High Axial Force Ratio
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  ページ: 65-70  発行年: 2012年09月30日 
JST資料番号: F0127A  ISSN: 0918-015X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,長周期地震動時における超高層建築物の安全性に対する関心が高まっている。長周期地震動時には,超高層建築物を構成する骨組・部材・接合部などが,従来の耐震設計で想定されるよりも多くの繰り返し荷重を受けるため,各種部材の多数回繰り返し特性を把握することは,長周期地震動を考慮した新築建物の設計および既存建物の安全性評価と耐震改修にも資すると考えられる。著者らは,これまでに長周期地震動による多数回繰り返し荷重を受ける鉄骨造柱部材の構造性能を把握するために,極大地震までを考慮した際に柱部材の最大応答変形として考えられる非線形領域(塑性率1.5~2)での定振幅多数回繰り返し載荷実験を実施し,構造性能の把握を行ってきた。本報では,対象試験体にCFT造試験体も含め,既存建物の時刻歴応答解析結果に基づく弱非線形領域(塑性率1.2)かつ高軸力下での定振幅多数回繰り返し載荷実験を実施し,1)最大荷重以降の荷重低下は,鉄骨造試験体では柱頭・柱脚部に生じる局部座屈の進展に起因し,CFT造試験体では充填コンクリートのひび割れに伴うコンクリート部分の応力負担の減少が一因と考えられること,2)一定低軸力および変動高軸力の鉄骨造試験体は,鋼管フランジのひずみの変化量が大きくなり,一定高軸力の鉄骨造試験体よりも早期に荷重低下することなどを把握した。(著者抄録)
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