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J-GLOBAL ID：201202204710004104   整理番号：12A0340949

フォノニック結晶回折格子

Phononic crystal diffraction gratings

著者 (4件)： MOISEYENKO Rayisa P. (Inst. FEMTO-ST, Univ. de Franche-Comte and CNRS, 32 avenue de l’Observatoire, F-25044 Besancon Cedex, FRA) ,  HERBISON Sarah (Georgia Inst. of Technol., UMI Georgia Tech - CNRS, George W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia ...) ,  DECLERCQ Nico F. (Georgia Inst. of Technol., UMI Georgia Tech - CNRS, George W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia ...) ,  LAUDE Vincent (Inst. FEMTO-ST, Univ. de Franche-Comte and CNRS, 32 avenue de l’Observatoire, F-25044 Besancon Cedex, FRA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 3  ページ： 034907  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フォノニック結晶が外からの音波源によって調べられるときには,外側を取り囲む表面で起こる回折現象を調べることが必要である。事実,これらの外側表面は周期的で,その結果として起こる音波回折格子は周期性を持ち,フォノニック結晶の方向に依存する。この研究は,水中で鋼鉄ロッドの三角格子で構成される2次元フォノニック結晶の外側表面でのバルク超音波回折を実験と理論を組合わせて報告した。伝搬実験の結果を有限要素法で得られた理論的バンド構造と比較した。回折実験から決定される(角度の関数として周波数を示す)角度スペクトル表示を,結晶の表面で起こる回折の有限要素シミュレーションと比較した。実験結果は,外側表面で起こる回折は非常に周波数依存性があり,フォノニック結晶のBlochモードと明確な関係があることを示した。特に,バンドギャップと回折効率に寄与しないバンドの存在が強く影響することが分かった。この観測は効率的なフォノニック結晶回折格子の設計に展望を与える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *回折格子 ,  結晶 ,  フォノン ,  *音波回折 ,  周期構造 ,  結晶方位 ,  三角格子 ,  有限要素法 ,  シミュレーション ,  周波数依存性 ,  バンドギャップ ,  Bloch関数
準シソーラス用語： *フォノニック結晶 ,  超音波回折

分類 (2件)： 音波伝搬  (BB03030G) ,  固体の音波物性一般  (BL02031U)

タイトルに関連する用語 (2件)： フォノニック結晶 ,  回折格子