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J-GLOBAL ID:201202204782548451   整理番号:12A0311915

熱化学的硫酸還元のプロキシーとしてのチアダイヤモンドイド

Thiadiamondoids as proxies for the extent of thermochemical sulfate reduction
著者 (12件):
資料名:
巻: 44  ページ: 53-70  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0862B  ISSN: 0146-6380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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米国メキシコ湾岸産Smackover由来原油中のチアダイヤモンドイドを分析し,チアダイヤモンドイドの量と分布が熱化学的硫酸還元(TSR)により受ける変成の影響を定量した。試料はTSRによる変成の有無とTSRの通常の地球化学的指標間の不一致に基づく不確実な親和性により特徴づけられる異なる熱熟成を受けた原油と濃縮物を含む。ほとんど全ての試料がチアダイヤモンドイドを含み,少量のこれらの化合物が硫黄に富むケロジェンより生成したことを示す。TSRは,硫酸塩との反応または生成したH2Sとの逆反応により,H2S,硫化物,チオフェン芳香族炭化水素の生成をもたらす。これはチアダイヤモンドイドがTSRを含む反応により排他的に生成される証拠である。チアダイヤモンドイドは一旦形成されると,熱安定性がチアダイヤモンドイドのさらなる反応により蓄積することを可能とし,その量はTSRの存在ばかりではなく,変成の大きさを反映する。チアダイヤモンドイド(1-かご構造)の量は部分的にTSRが生じたことの診断となる。>180°Cのリザーバからの濃縮物の試験は,チアダイヤモンドイドが熱的に分解されることを示す。チアダイヤモンドイドはジベンゾチオフェンより熱的に安定であり,ダイヤモンドイド炭化水素よりは不安定である。チアダイヤモンドイドの安定性はかご数の増加にともない増加し,チアトリアマンタンが極高温リザーバにおけるTSR変成の大きさに対するベストなプロキシーであることを示唆する。ポリチアダイヤモンドイド(硫黄多置換ダイヤモンドイド)が微量検出され,TSRの指標となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機地球化学 
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