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J-GLOBAL ID：201202204804303547   整理番号：12A1257275

チタン合金に形成する表面皮膜の生理液中での腐食挙動

Corrosion behaviour in physiological fluids of surface films formed on titanium alloys

著者 (5件)： MIRZA ROSCA J. C. (Las Palmas de Gran Canaria Univ., Tafira, ESP) ,  VASILESCU E. (Inst. Physical Chemistry “Ilie Murgulescu”, Bucharest, ROM) ,  DROB P. (Inst. Physical Chemistry “Ilie Murgulescu”, Bucharest, ROM) ,  VASILESCU C. (Inst. Physical Chemistry “Ilie Murgulescu”, Bucharest, ROM) ,  DROB S. I. (Inst. Physical Chemistry “Ilie Murgulescu”, Bucharest, ROM)
資料名： Materials and Corrosion  (Materials and Corrosion)
巻： 63  号： 6  ページ： 527-533  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： E0386A  ISSN： 0947-5117  CODEN： MTCREQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ti,Ti-5Al-4V合金およびTi-6Al-3.5Fe合金表面に化学処理(60°CのNaOH溶液(濃度:10M)への24hの浸漬)および熱処理(500°C/24h)を行って形成した表面皮膜の特性を調べた。化学処理および熱処理を行った試料の表面皮膜の電気化学挙動をRinger溶液中での電気化学インピーダンススペクトル(EIS)測定により調べ,Riger溶液に種々の時間(~60日)浸漬後の開回路電圧を測定した。表面皮膜の微小硬さを測定した。Ringer溶液への浸漬により試料表面に緻密な保護膜が形成した。EISスペクトルによると表面皮膜は,内側の障壁保護層と外側の多孔質アパタイト層から成る二層構造であった。インピーダンスは時間とともに増加し,これはアパタイトの核形成により皮膜が成長することを示す。化学処理+熱処理の複合処理を行った試料の開回路電圧は,化学処理のみを行った試料と比較してより貴であり,これは複合処理試料の表面皮膜の保護性および生物活性がより高いことを示す。

シソーラス用語： チタン ,  *チタン合金 ,  アルミニウム添加合金 ,  バナジウム添加合金 ,  鉄添加合金 ,  熱処理 ,  表面処理 ,  *電解質溶液 ,  *腐食 ,  電気化学的腐食試験 ,  微小硬さ ,  *保護膜 ,  燐灰石
準シソーラス用語： *Ringer液 ,  アパタイト

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： チタン合金 ,  皮膜 ,  生理 ,  液中 ,  腐食挙動