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J-GLOBAL ID：201202204804871979   整理番号：12A0925711

Ag(111)及びAu(100)上のFePcの電子構造及び界面の性質

Electronic Structure of FePc and Interface Properties on Ag(111) and Au(100)

著者 (7件)： PETRAKI F. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  PEISERT H. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  AYGUEL U. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  LATTEYER F. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  UIHLEIN J. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  VOLLMER A. (Helmholtz Centre Berlin for Materials and Energy, Berlin, DEU) ,  CHASSE T. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 20  ページ： 11110-11116  発行年： 2012年05月24日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ag(111)及びAu(100)上の鉄フタロシアニン(FePc)の電子構造と界面特性を種々の光励起電子分光法を用いて調べた: 光電子分光法(XPSとUPS),X線吸収分光法(XASあるいはNEXAFS)。Fe特性を有する原子価帯は共鳴光電子放出により同定した。界面での相互作用とその性質は基板に強く依存し,Ag(111)上ではフタロシアニンの中心金属原子との強い相互作用が起こる一方,Au(100)上のFePcに対しては電子的状態の有意の変化は見いだされなかった。共鳴光電子放出データから,Ag(111)上のFePcの場合,Fermi準位近傍に形成された界面状態はFe3d状態と基板関連状態の間の相互作用によって決まることを示した。この相互作用にはFePcの窒素原子も含まれることを示した。

シソーラス用語： *結晶面 ,  *銀 ,  *金 ,  *フタロシアニン錯体 ,  *鉄錯体 ,  *電子構造 ,  X線吸収分光法 ,  光電子分光法
準シソーラス用語： *鉄フタロシアニン ,  *表面電子構造

分類 (4件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  鉄の錯体  (CE01091H) ,  金属の表面構造  (BK15020P) ,  電子分光スペクトル  (BM09060K)

タイトルに関連する用語 (5件)： Ag ,  Au ,  電子構造 ,  界面 ,  性質