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J-GLOBAL ID：201202204952211775   整理番号：12A0840168

ハキリアリ(Atta sexdens rubropilosa;膜翅類:アリ科)に対するカフェインの影響および相利共生菌のin vitroにおける増殖への影響

Influence of caffeine on the survival of leaf-cutting ants Atta sexdens rubropilosa and in vitro growth of their mutualistic fungus

著者 (4件)： MIYASHIRA Carlos H (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  TANIGUSHI Daniel G (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  GUGLIOTTA Adriana M (Centre for Res. in Micology of Botany Inst., Sao Paulo, BRA) ,  SANTOS Deborah YAC (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA)
資料名： Pest Management Science  (Pest Management Science)
巻： 68  号： 6  ページ： 935-940  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： C0146B  ISSN： 1526-498X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハキリアリは共生真菌の培養のために新鮮な植物材料を集める。ハキリアリ(Atta sexdens rubropilosa;膜翅類:アリ科)は,餌採取行動により,主に農業で,大きな経済損失を与えている。主な制御方法は活性成分(AI)で取り入れた粒状毒餌の処理である。ここでは,共生真菌のin vitroでの成長およびハキリアリの生存性に対するカフェインの影響を検討し,これらの生物に対する二次代謝物質の潜在的毒性を検討した。カフェインの濃度によって菌の成長に対し,3つの明瞭なパターンが認められ;(1)影響なし(カフェイン:0.01%の);(2)中程度の成長低下(カフェイン:0.05%);(3)強烈な成長低下(カフェイン0.10および0.50%)であった。最高のカフェイン濃度では,最初の1週間で真菌を枯死させた。カフェインはハキリアリの共生真菌の成長を低下させたが,昆虫の生残に対し決定的な影響は見られなかった。コーヒーの種類やアリ種類などとの関係について,さらなる検討が必要であろう。

シソーラス用語： *アリ ,  *菌類 ,  *動物行動 ,  農業 ,  損失 ,  毒餌 ,  生存率 ,  害虫防除 ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  中枢興奮薬
準シソーラス用語： Atta sexdens rubropilosa ,  *ハキリアリ ,  *共生菌類 ,  経済損失

分類 (3件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  プリン,プテリジン  (CF07105E) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： カフェイン

タイトルに関連する用語 (8件)： ハキリアリ ,  Atta ,  膜翅類 ,  アリ科 ,  カフェイン ,  相利共生 ,  菌 ,  増殖