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J-GLOBAL ID：201202205040723089   整理番号：12A0495146

衛生器具・排水設備の技術課題と展望

著者 (1件)： 豊貞佳奈子 (TOTO)
資料名： ビルと環境  (Environment and Building Services)
号： 136  ページ： 29-32  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： L3436A  ISSN： 0918-5615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 衛生性,環境保全などの観点から衛生器具及び排水設備の現状及び展望を報告した。衛生器具については特に節水化に関して,1)水の圧力エネルギーと電気エネルギーを融合させた新洗浄方式採用で大幅な節水を実現した大便器,2)ハイパー泡沫発電の活用で節水化及び大幅なCO₂排出量削減を実現した自動水栓,などを挙げた。排水設備に関しては,1)排水ガス遮断の綿密な維持管理を要する水封式トラップ,2)性能が不十分な増し打ちコンクリート内に設ける浅型グリース阻集器,の課題を指摘した。またディスポーザ排水処理システムについて,1)自動給水機構付器具の採用など確実な維持管理の必要性,2)黒部市で推進しているバイオマスリサイクル事業など有効利用の可能性,を示した。

シソーラス用語： *衛生器具 ,  *建築排水設備 ,  *節水 ,  衛生陶器 ,  洗浄 ,  方式 ,  減少 ,  水栓 ,  自動化 ,  排水トラップ ,  密封 ,  廃棄物処理装置 ,  バイオマス ,  リサイクル ,  *維持管理 ,  有効性
準シソーラス用語： CO2排出量削減 ,  グリーストラップ ,  ディスポーザ ,  水封 ,  大便器

分類 (1件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G)

引用文献 (7件)：

• 1)豊貞佳奈子,出嶋聡,清水康利:水由来CO₂排出係数の推定,空気調和・衛生工学会論文集, No.176, pp.1-7,2011.11
• 2)坂上恭助,岡田誠之,池田耕一:排水設備における排水ガス・臭気の実態調査,第31回建築物環境衛生管理全国大会抄録集,pp.38-39,ビル管理教育センター,2004.1
• 3)財団法人ビル管理教育センター:排水管清掃作業監督者講習会テキスト(第4版第2刷),2010.4
• 4)山海敏弘,北口かおり,豊貞佳奈子ほか:ディスポーザ排水の配管内搬送性に対する影響因子の解析,日本建築学会環境系論文集,No.615, pp.53-58, 2007.5
• 5)照沼拓,尾方祐次,難波信二ほか:ディスポーザ設備の集合住宅における排水館内付着状況及び堆積状況調査,第31回建築物環境衛生管理全国大会抄録集,pp.30-31,ビル管理教育センター,2004.1

タイトルに関連する用語 (4件)： 衛生器具 ,  排水設備 ,  技術課題 ,  展望