文献
J-GLOBAL ID:201202205053467537   整理番号:12A1123704

様々な温度でアニールしたナノ構造化亜鉛フタロシアニン薄膜における相変態と分子配向の研究

Studies on phase transformation and molecular orientation in nanostructured zinc phthalocyanine thin films annealed at different temperatures
著者 (5件):
資料名:
巻: 520  号: 21  ページ: 6695-6704  発行年: 2012年08月31日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フタロシアニンのような有機金属化合物の薄膜の電子及び光学特性の研究は,これら化合物に基づく素子を開発あるとき極めて重要となる。有機薄膜と有機金属薄膜の最終の電子そしてオプトエレクトロニクス特性に対しては核形成及び結晶粒成長機構が重要な役割を果たす。本論文では,蒸着後アニーリング温度の関数として,亜鉛フタロシアニン(ZnPc)薄膜の膜形態,ナノ結晶の結晶粒方位,そして光学特性の変化を扱った。石英ガラス及びSi(100)基板上へ室温(30°C)で真空蒸着したZnPc薄膜の光学及び構造特性にアニーリング温度が及ぼす効果を調べた。薄膜はUV-vis光吸収スペクトル,X線回折(XRD),原子間力顕微鏡(AFM),電界放出走査電子顕微鏡(FESEM),透過型電子顕微鏡(TEM),及びFourier変換赤外分光法により特性を評価した。UV-vis光吸収スペクトルとXRDのデータの研究から,薄膜を約250°Cより高い温度でアニールしたとき,準安定なα相からβ相への変態が観測された。FESEM像は,室温で粒子状の構造を示し,膜を高温でアニールしたとき,構造はロッド形になることを示す。エタノール中に溶解したZnPc膜のTEM像は素晴らしいロッド形の結晶粒を示す。単一ナノロッドの高分解能電子顕微鏡像は美しい”ハニカム”形の構造を示す。AFM像から,粒子サイズと平均2乗根粗さを計算した。アニーリング温度上昇によるバンドギャップエネルギーの変化を評価した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の薄膜 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る