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J-GLOBAL ID：201202205127834430   整理番号：12A1100102

走査型プローブ顕微鏡法と結合した新しい蛍光バンディング技術による大麦染色体の染色体分析

Karyotyping of Barley Chromosomes by a New Fluorescence Banding Technique Combined With Scanning Probe Microscopy

著者 (4件)： SUGIYAMA Shigeru (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  YOSHINO Tomoyuki (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  HIROSE Tamaki (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  OHTANI Toshio (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN)
資料名： Scanning  (Scanning)
巻： 34  号： 3  ページ： 186-190  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： D0300B  ISSN： 0161-0457  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光バンディング法は,染色体の分類,染色体構造の解析,染色体組成の研究に有用な方法である。しかし,大麦の染色体の分類には利用されていない。7つの大麦染色体のうちの4つは長さまたはアーム比率では区別がつかない。Cバンディングが分類のために利用されたが長いエージング時間を必要とした。これらの問題を解決するために,本論文では,麦染色体の染色体分析法として,新しい方法を検討した。走査型プローブ顕微鏡法と結合した新しい蛍光バンディング技術を提案した。染色体を酢酸塩で処理し,蛍光色素(YOYO-1)で着色した。これを新しい蛍光バンディング技術で評価した。また,原子間力顕微鏡法と走査近視野顕微鏡法で染色体を評価した。この結果,7つの大麦染色体を明確に識別でき,染色体の表面が平坦なことが判明した。蛍光強度は内部DNA密度またはクロマチン縮合を反映している。

シソーラス用語： 細胞核 ,  *染色体 ,  クロマチン ,  放射強度 ,  蛍光体 ,  色素 ,  *オオムギ ,  *蛍光分析 ,  *光学顕微鏡法
準シソーラス用語： 蛍光強度 ,  蛍光顕微鏡法 ,  蛍光色素 ,  原子間力顕微鏡法 ,  染色体構造 ,  *染色体分析 ,  走査型プローブ顕微鏡法

分類 (2件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 走査型プローブ顕微鏡法 ,  蛍光 ,  バンディング ,  大麦 ,  染色体 ,  染色体分析