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J-GLOBAL ID:201202205139500413   整理番号:12A0963864

Barrett食道粘膜生検病理診断の進展

著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 497-500  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2323A  ISSN: 0529-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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1950年、イギリスの胸部外科医師Norman Barrettはまず食道下段赤色の柱状上皮粘膜及び腺管を描き、かつ自分の名前でBarrett食道と命名し、当時、彼は誤って該段柱状上皮は近位胃組織[2-3]に由来すると思っていた。最初、Barrett食道の臨床病理診断基準は:食道下段鱗状上皮は柱状上皮になり、柱状上皮病変段は3 cm以上[4]であった。2 cm以下の病変に対して、正常な反応性変化かもしれないと考えた。1998年アメリカ胃腸病協会はBarrett食道を「生検組織で食道遠位に腸上皮化生した柱状上皮粘膜がある[5]」と定義する。2000年、日本Barrett年粘膜定義シンポジウムで、Barrett食道を以下通りに定義した:食道下段の 重層扁平上皮は単層柱状上皮に代替され、食道と胃粘膜境界線の連接線、即ち 歯状線(Z線)を境界とし、歯状線以上2cmのところで柱状上皮が生成するとBarrett食道[6]である。Cecilia等[7]<<胃腸病理学>> (2008版)はBarrett食道に対する定義は内視鏡検査と組織学基準の両面による評価と要求する。内視鏡により食道がサーモン状のピンクの柱状粘膜が見られ、該範囲内の粘膜は正常より、近位端GEJから明らかに上へ延伸する;同時に、上記部位を生検組織を取り、化生した柱状上皮に杯細胞(図1)[8]が見られる。この基準を使用する理由は、異形成と癌は確かに単純の柱状上皮に発生しない、それに対して、杯細胞のある腸化上皮のみに発生する。Barrett食道は化生の柱状上皮の長さにより、長段Barrett食道と短段Barrett食道を分け、化生の柱状上皮の杯細胞の長さ>3cmの場合は長段Barrett食道、化生の柱状上皮の杯細胞の長さ<2cmの場合は短段Barrett食道である。また短段Barrett食道は長段Barrett食道より良く見られる。現在、食道下段に杯細胞或いは特殊な腸化生を含む柱状上皮は前癌病変のBarrett食道と見る。組織学の特徴により、この特殊の腸上皮化生は理論上に次第に悪性転化の可能性があり、低度、高度の異形成を経て、最終的に浸潤癌になる。最近、RiddellとOdzeが、・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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