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J-GLOBAL ID：201202205149942317   整理番号：12A0728195

異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス逆転写酵素の内在的DNA合成忠実度

Intrinsic DNA synthesis fidelity of xenotropic murine leukemia virus-related virus reverse transcriptase

著者 (4件)： BARRIOLUENGO Veronica (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP) ,  WANG Yi (National Cancer Inst. - Frederick, MD, USA) ,  LE GRICE Stuart F. J. (National Cancer Inst. - Frederick, MD, USA) ,  MENENDEZ-ARIAS Luis (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 8  ページ： 1433-1444  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス(XMRV)の組換えレトロウイルスはin vitroでヒト細胞に感染し,マカクで慢性感染症を起こす。そこでXMRV逆転写酵素(RT)に加え,モロニーマウス白血病ウイルス(MoMLV)RTのDNA合成の正確さを測定し,HIV-1分離株BH10(HIV-1_BH10)RTと比較した。MoMLVとXMRVのRTのヌクレオチド取り込み速度は,HIV-1_BH10RTより低かった。DNA合成忠実度についてはMoMLV RTはHIV-1_BH10RTより高く,XMRV RTはMoMLV RTより下がった。HIV-1_BH10 RTよりXMRVとMoMLVのRTの変異頻度は高かった。XMRVとMoMLVのRTは,HIV-1_BH10RTよりフレームシフトとトランスバージョンの傾向があったが,XMRVポリメラーゼは大規模な欠損と1ヌクレオチド挿入の傾向が低かった。

シソーラス用語： DNAポリメラーゼ ,  *忠実度 ,  レトロウイルス科 ,  *逆転写酵素 ,  *マウス白血病ウイルス ,  HIV1 ,  *DNA合成 ,  突然変異 ,  塩基対置換 ,  フレームシフト突然変異
準シソーラス用語： Moloneyマウス白血病ウイルス ,  トランスバージョン【遺伝】 ,  レトロウイルス ,  *異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス

分類 (3件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス ,  逆転写酵素 ,  DNA合成 ,  忠実度