抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ノルウェー沖合を含む北海においては1965年に探鉱が始まり,1969年に発見されたEkofisk油田で1971年に生産が開始された。そして発見が相次ぐとともに1980年代になると北方のノルウェー海,バレンツ海でも探鉱が開始された。ノルウェーの油生産量は2001年にピークに達した後に激減しているが,ガスの生産量は増加している。2010年における石油・ガスの生産量はそれぞれ日産210万バーレル,および2.9億立方メートルであり,世界第14位と第5位の生産国となっている。そして国内消費が少ないためにそれぞれ第7位と第2位の輸出国となっている。出光は現地法人IPNを通じてノルウェーでの事業を行っている。IPNは1992年のSnorre油田生産開始後,Tordis,Statfjord East,Vigdis油田等の周辺サテライト油田が立ち上がったことにより1997年には油生産量,日産3万バーレルを達成した。そして2004年にはピーク生産量の日産4万バーレルを記録したがその後減退して2009年には日産2.5万バーレルとなっている。しかし2014年にはKnarr油田の生産開始に伴い日産3.5万バーレルまで再度上昇することが期待されている。