抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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行列と行列式が工学の分野で威力を発揮するのは,主に連立1次方程式を解くときである。ところが,連立1次方程式が行列で表せることを知って,Excelに組み込まれた関数の操作をマスターしてしまえば,連立1次方程式は簡単に解けるし,Excelの「ソルバー」を使うと,行列や行列式の知識がなくても連立1次方程式どころか連立非線形方程式の解も瞬時に得られる。そんな現状だから,連立1次方程式の解法についてはほどほどにして,行列と行列式(特に行列)が化学工学にとってどのように有用なのか,その例を中心に述べた。本稿では,行列とその利用,行列式とクラメル法などについて述べた。