抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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普及事業が転換点を迎える中で,技術普及の重要性を再検討した。普及員が担うべき技術として,先進的技術と地域適合技術を取り上げた。地域適合技術は,個別単純技術の単なる寄せ集めではなく,それらの間の相互作用,地域特有の自然条件からの制約,農家の経営体系との整合性などによって形成される技術である。このため,プロトタイプと位置付けられる公的試験研究機関や企業からの先進的技術はマニュアル化されるが,技術普及の場ではその地域の特殊個別立地条件や経営内容に応じて組み立て・改変・修正すること,すなわち,ローカルノレッジ(地域固有知識体系)に目配りし,サブマニュアル化することが重要であった。