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J-GLOBAL ID:201202205348288910   整理番号:12A0718251

エチルジヒドロシンナマートと関連アリールアルカノエートの長寿命ラジカルカチオンのフラグメンテーションに先行する部位固有水素交換と水素移動

Site-specific hydrogen exchange and hydrogen transfer processes preceding the fragmentation of long-lived radical cations of ethyl dihydrocinnamate and related arylalkanoates
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巻: 316-318  ページ: 206-215  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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質量分析イオン運動エネルギー分光法(MIKE)により,エチル3-フェニルプロパノエート(エチルジヒドロシンナマート)と関連アリールアルカン酸エステルの準安定分子ラジカルカチオンフラグメンテーションの電子イオン化研究を行った。MIKEにより,エチルジヒドロシンナマートの6つの重水素標識化アイソトポマーを合成し研究した。また,関連アルキルジヒドロシンナマートの70eV質量スペクトルにおいて,アルコキシカルボニル基移動を含むイオンC7H7O+(m/z107)を導くフラグメンテーションも認められるが,準安定分子イオンにおいて低エネルギーで競合しない高エネルギー過程であると分った。代って,エチルジヒドロシンナマートの準安定イオンが,一酸化炭素,エタノールの競合喪失や,これらの中性フラグメントの組合せ喪失を蒙り,イオン化スチレンC8H8+(m/z104)を与えた。ベンジルα-とオルト-位置の4つの水素原子を含む大きく特別なH/D交換がエタノールや(エタノール+CO)喪失に先行すると分った。これは,完全な4Hかき混ぜの別の顕著なケース(フラグメンテーション前に分子イオンが交換水素原子と十分な平衡に達するようにする)を示した。これらの観察結果を合理的に説明し事前に提案した機構を拡張する機構を,一連のラジカルカチオンや,イオン/中性錯体の仲介を含め提案した。関連エステルの準安定イオンは,部分的に似たフラグメンテーション挙動を示すが,McLafferty反応がより高濃度のアルキルジヒドロシンナメートでより好ましいと分った。例えば,かなり明確なフラグメンテーションチャネルを経て,n-プロピル3-フェニルプロパノエートやイソプロピル3-プロパノアートは反応する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  ,  質量分析  ,  荷電体衝撃・放電による反応 
物質索引 (4件):
物質索引
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