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J-GLOBAL ID:201202205368699550   整理番号:12A0716137

湿式紡糸されたポリアニリン多重壁カーボンナノチューブ繊維の擬容量性挙動に及ぼす金属酸化物ナノ粒子の影響

Influence of metal oxide nanoparticles on pseudocapacitive behavior of wet-spun polyaniline-multiwall carbon nanotube fibers
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  ページ: 182-192  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究で提示した新しい繊維キャパシタ電極を,湿式紡糸法を経由して製造した。新しい繊維電極はポリアニリン(PAni)-金属酸化物ナノ複合材料と多重壁カーボンナノチューブで構成した。ポリアニリンの静電容量性能を改善するために,SnO2,Fe3O4およびTiO2などの金属酸化物ナノ粒子を,in situ 系の化学的酸化重合時にPAniマトリックスに組込んだ。ポリアニリン-金属酸化物ナノ複合材料のキャラクタリゼーションを,X線回折(XRD),FTIRスペクトル(FT-IR)および走査電子顕微鏡(SEM)で行った。繊維の電気化学的特性を,電気化学インピーダンス分光法(EIS),サイクリックボルタンメトリー(CV)および種々の酸性媒質中の定電流充放電法で調べた。EISの成績は,繊維の静電容量応答に関し,アニオンのサイズ効果および充電効果を明確に示した。1MのHCl溶液におけるPAni-Fe3O4-MWCNTに対する比容量24.1Fcm-2,PAni-TiO2-MWCNTに対する14.2Fcm-2,PAni-MWCNTに対する12.1Fcm-2およびPAni繊維に対する9.8Fcm-2と比較し,PAni-SnO2-MWCNTに基づいた29.7Fcm-2の比容量が得られた。これらの成績により,ポリアニリンナノ複合材料はスーパーキャパシタ応用の有望な電極候補になるといえる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電極過程  ,  塩基,金属酸化物  ,  炭素とその化合物  ,  その他の高分子材料  ,  高分子固体の物理的性質  ,  静電機器 

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