抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,リアルタイム定量PCR(qPCR)によるLegionella pneumophila定量に対するフミン酸(HA),そして/または,第二鉄イオン(Fe)の影響を確認し,克服した。4つの一般的なDNA単離法,QiAamp DNA Mini Kit(Q),Sepharose 4Bゲルカラム(Q/G),凍結溶解/フェノール-クロロホルム溶解(FT-PC),FT-PC/Gを,Fe単独(0-30mg l<sup>-1</sup>)ないしFe/HA(0/0-3/100 mg L<sup>-1</sup>)を含む試料から,L.pneumophilaのDNAを単離するために用いた。4つのDNA単離法の中で,QはHAを効果的に除去し,FeとHAの濃度に関係なく(P<0.05)最大のDNA収率をもたらした。Fe(0.3-3mg l<sup>-1</sup>)ないしFe/HA(0.3/10-3/100 mg l<sup>-1</sup>)を含む試料で,qPCR妨害が,すべての単離DNA,とりわけQ/GとFT-PC/Gで得られたもので見られた。10ないし100倍のDNA希釈は,<0.05)qPCR妨害を低減し,セル回収を増した(P<0.05)。10倍希釈では,Qで,最高濃度のqPCRにより定量されたL.pneumophilaが得られた。その結果Fe(≦-3mg l<sup>-1</sup>)ないしFe/HA,(≦3/100mg l<sup>-1</sup>)を含む水のL.pneumophilaを定量するために,qPCRに先立ち,10倍希釈後のQが,推奨される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.