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J-GLOBAL ID：201202205455913584   整理番号：12A1085345

我々はフェロセメントの可能性を無視したか?

Have we ignored the potentials of ferrocement?

著者 (2件)： PEMBERTON Michael (Trafalgar Marine Technol.) ,  PULLAN Martin (Trafalgar Marine Technol.)
資料名： Concrete (Camberley)  (Concrete (Camberley))
巻： 46  号： 7  ページ： 42-43  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0307B  ISSN： 0010-5317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェロセメントの歴史を振り返るとともに,最近の復活状況について述べた。フェロセメントは,フランスのLambotが金網等をセメントで埋め込み1848年手漕ぎボートを作製したことが始まりである。その後,鉄筋コンクリートの台頭により20世紀前半には忘れ去られたが,第二次大戦後のイタリアのNerviによるモータボートや建築への応用を経て,1960年代には広く認められるようになった。最近,沖合風力発電の基礎に使用されるようになった積層フェロセメントを紹介した。これは金網等に高品質コンクリートを吹付けるもので高強度の薄い断面のコンクリートを作製できる。アデレード市における老朽船のフェロセメントによる修復例を紹介した。

シソーラス用語： *フェロセメント ,  *技術史 ,  積層構造 ,  吹付コンクリート ,  修理 ,  船舶 ,  老朽化 ,  金網 ,  風力発電
準シソーラス用語： 沖合風力発電

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  科学技術論,科学技術史  (RA01012R)

タイトルに関連する用語 (2件)： フェロセメント ,  可能性