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J-GLOBAL ID:201202205463481367   整理番号:12A1169356

ランダム行列模型によるカイラル凝縮相及びダイクォーク凝縮相の記述

著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号: Supplement 2  ページ: 109-112  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: G0084A  ISSN: 0367-4169  CODEN: GEKEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カイラル凝縮とダイクォーク凝縮をオーダーパラメーターとしたランダム行列模型を3フレーバーに拡張し,u,d,sのクォークの質量が等しい場合と,sクォークの質量がu,dクォークの質量に比べて大きい場合について,温度-化学ポテンシャル平面にどのような相が現れるかを調べた。その結果,u,d,sクォークの質量が等しい場合には,低密度側ではカイラル凝縮相が現れ,高密度側ではcolor-flavor locked(CFL)相が現れた。また,クォークの質量を大きくするとカイラル凝縮相からCFL相への相転移線が高密度側にずれるという結果が得られた。sクォークの質量がu,dクォークの質量に比べて大きい場合は,低密度側ではカイラル凝縮相が現れ,密度を大きくしていくとudクォーク対だけが凝縮するダイクォーク凝縮(2SC)相が,さらに高密度にするとCFL相が現れた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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強い相互作用の模型 
引用文献 (4件):
  • [1] T. Sano, K. Yamazaki, arXiv:1108.1274 [hep-ph].
  • [2] K. Rajagopal and F. Wilczek, arXiv:hep-ph/0011333.
  • [3] E. V. Shuryak, J. J. M. Verbaarschot, Nucl. Phys. A560, 306-320 (1993).
  • [4] B. Vanderheyden, A. D. Jackson, Phys. Rev. D61, 076004 (2000) ; B. Vanderheyden, A. D. Jackson, Phys. Rev. D62, 094010 (2000).
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