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J-GLOBAL ID：201202205468053886   整理番号：12A0876323

線形多成分拡散係数の決定のための安定した,かつ,効率的な回帰分析法

A Stable and Efficient Regression Approach for Determination of Coefficients in Linear Multicomponent Diffusion

著者 (2件)： JAQUES Alonso V. (Universidad Tecnica Federico Santa Maria, Departamento de Ingenieria Quimica y Ambiental, Casilla 110-V, Valparaiso, CHL) ,  LACOMBE Jeffrey C. (Univ. of Nevada, Reno, Chemical and Materials Engineering Dep., 89557, Reno, NV, USA)
資料名： Journal of Phase Equilibria and Diffusion  (Journal of Phase Equilibria and Diffusion)
巻： 33  号： 3  ページ： 181-188  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： C0335D  ISSN： 1547-7037  CODEN： JPEDAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多成分拡散係数定数を求める既存の方法は通常,確立したBoltzmann-Matano法を一般化することを基礎とする。これにはしばしば,個々の実験の濃度分布の数値を積分や微分をすることが必要になる。これらデータには濃度の測定値の不確かさと変動のためにばらつきがあるので,ノイズ除去のためのデータの平滑化処理が必要となることが多い。本報では,濃度分布データの平滑化処理を必要としないで多成分拡散係数定数を求める回帰分析法について報告する。この方法では同時に多重拡散対のデータを濃度分布の数学的表現である函数に当てはめ,この最良当てはめ変数から直接に拡散係数の行列を求めることができる。問題の大きさを小さくし,収束速度を上げるために,解析解を求める方程式の再定式化を行う。回帰分析のための目的函数には濃度の不確かさの点推定を取り入れることができ,これにより推定した拡散係数行列の統計的信頼性が改善される。事例検討によって本方法の信頼性と安定性を明らかにした。Copyright 2012 ASM International Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *拡散係数 ,  回帰分析 ,  多成分系 ,  濃度分布 ,  行列 ,  拡散対 ,  信頼性 ,  安定性 ,  目的関数 ,  線形性 ,  平滑化

分類 (1件)： 固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 線形 ,  拡散係数 ,  回帰分析法