文献

J-GLOBAL ID：201202205491689682   整理番号：12A1378383

ポルトランドセメントの水和に及ぼすn-炭酸カルシウムとメタカオリンの影響

Effect of n-CaCO₃ and metakaolin on hydrated Portland cement

著者 (6件)： MAKAR Jonathan M. (National Res. Council Canada, Ontario, CAN) ,  BEAUDOIN James J. (National Res. Council Canada, Ontario, CAN) ,  TRISCHUK Ken (National Res. Council Canada, Ontario, CAN) ,  CHAN Gordon W. (National Res. Council Canada, Ontario, CAN) ,  TORRES Faroan (National Res. Council Canada, Ontario, CAN) ,  TORRES Faroan (FibeRio Technol. Corp., Texas, USA)
資料名： Advances in Cement Research  (Advances in Cement Research)
巻： 24  号： 4  ページ： 211-219  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： T0544A  ISSN： 0951-7197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタカオリンを添加した普通ポルトランドセメント(OPC)の水和に及ぼす炭酸カルシウムのナノ粉末(nCaCO3)の影響を検討した。試験は,OPCにメタカオリンとnCaCO3を添加し,比較した。等温伝導熱量測定の結果,OPCにメタカオリンとnCaCO3を添加した場合は,OPCにnCaCO3を添加した場合に比べ,早期に水和した。X線回折法と熱重量分析法により分析した。その結果,OPCにメタカオリンとnCaCO3を添加した場合,エトリンガイトとモノサルフェート相にアルミノケイ酸カルシウムを早期に確認した。nCaCO3の添加は,C3Aの形成を強めた。OPCにメタカオリンとnCaCO3を添加した場合,nCaCO3の添加により強度が低下した。ナノ粒子の添加がコンクリートに有害である可能性を示唆した。

シソーラス用語： *ポルトランドセメント ,  *水和反応 ,  *炭酸カルシウム ,  *カオリン ,  ナノ構造 ,  微粉体 ,  示差走査熱量測定 ,  X線回折分析 ,  熱重量分析 ,  エトリンジャイト ,  水和物 ,  コンクリート
準シソーラス用語： *メタカオリン

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポルトランドセメント ,  水和 ,  炭酸カルシウム ,  メタカオリン