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J-GLOBAL ID：201202205519731710   整理番号：12A1151630

保存されたシステイン残基は植物細胞膜アクアポリン単量体間のジスルフィド結合形成に含まれる

A conserved cysteine residue is involved in disulfide bond formation between plant plasma membrane aquaporin monomers

著者 (7件)： BIENERT Gerd P. (Univ. Catholique de Louvain, Louvain-la-Neuve, BEL) ,  CAVEZ Damien (Univ. Catholique de Louvain, Louvain-la-Neuve, BEL) ,  BESSERER Arnaud (Univ. Catholique de Louvain, Louvain-la-Neuve, BEL) ,  BERNY Marie C. (Univ. Catholique de Louvain, Louvain-la-Neuve, BEL) ,  GILIS Dimitri (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL) ,  ROOMAN Marianne (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL) ,  CHAUMONT Francois (Univ. Catholique de Louvain, Louvain-la-Neuve, BEL)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 445  号： 1  ページ： 101-111  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zea maysのアクアポリン(AQP)の細胞膜内在性蛋白質(ZmPIP)1およびZmPIP2のループAの高度に保存されたCys残基の機能を調べた。この残基に対するセリン置換変異の導入は,単量体間のジスルフィド結合の形成を失わせた。この変異体はホモ二量体間あるいはヘテロ二量体間の細胞膜への輸送,活性,基質選択性あるいは酸化的ゲート開閉能には影響しなかった。その代わり,変性条件下におけるオリゴマ安定性を減少させた。in vivoにおいても変異による安定性の低下が確認された。ZmPIP1;2ヘテロ二量体のループAのCys残基がチャンネルの水銀感受性に寄与するのに対し,ZmPIP2;5ヘテロ二量体のループAのCysは寄与しなかった。ZmPIPのループAの保存されたCys残基は,変性条件における安定性,および水銀に対する感受性において重要な役割を果たしていると結論付けた。

シソーラス用語： トウモロコシ ,  植物細胞 ,  *水チャンネル ,  *ジスルフィド結合 ,  アミノ酸残基 ,  部位特異的変異誘発 ,  水銀 ,  二量化 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *アクアポリン

分類 (1件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R)

物質索引 (1件)： システイン

タイトルに関連する用語 (7件)： 保存 ,  システイン残基 ,  植物 ,  細胞膜 ,  アクアポリン ,  単量体 ,  ジスルフィド結合