抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,モノの状態やヒトの行動データを解析し,付加価値のある情報(ユーザの嗜好に応じたお勧め商品の情報など)を提供する行動解析技術が広がりつつある。また,多数のセンサからの情報収集やデバイスの制御を可能にするM2Mシステムが注目され,様々な分野での適用が始まっている。これらの技術の進化をベースに,複数のM2Mシステムと行動解析技術を連携させ,我々の生活やビジネスに対し,より価値ある情報を得ようとする試みが始まっている。しかしながら,現在のM2Mシステムは個別最適に作られていること,またデータ量がこれまで以上に増えることから,簡単に連携させることは難しい。そこで我々は,これらの問題の解決を狙いとした分散データ交換基盤の開発を進めている。本稿は,分散データ交換基盤を流れるデータに対し,リソースの消費を抑えつつデータへのアクセスにかかる応答時間の短縮を可能とするデータ最適配備方式の提案と,シミュレーションによる評価結果を報告する。(著者抄録)