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J-GLOBAL ID:201202205629497852   整理番号:12A1602624

ヒ素の脱着に対する競合する陰イオンと鉄生物還元の影響

Effects of Competing Anions and Iron Bioreduction on Arsenic Desorption
著者 (6件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 5707-5717  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異化型鉄還元細菌は,無酸素環境においてAsの移動性を最終的に制御する,酸化還元変換を触媒することにおいて基本的な役割を果たし,プロセスはまた競合するアニオンの存在により制御される。本研究では,鉄還元細菌の存在下で競合するアニオンにより,負荷されたAlとFe(水)酸化物からのAsのデカップリングを調査した。ヘマタイト,ゲーサイト,フェリハイドライト,ギブサイトおよび3つのアルミニウム置換ゲーサイト(AlGt)を合成し,ヒ酸塩を負荷し,続いて触媒の鉄還元細菌の存在下,異なるリン酸塩または炭酸塩含有培地で嫌気培養した。可溶性のAl,As,FeおよびP含量を,定期的なサンプリングに続く誘導結合プラズマ発光分析法により,アリコートで測定した。Shewanella putrefaciens細胞は,電子受容体として非結晶および結晶の両Fe(水)酸化物を利用でき,FeとAsを溶液中に放出した。リン酸塩と炭酸塩は,おそらく準安定な鉱物相の析出と水酸化物表面上のリン酸塩誘導安定化により,鉄生物還元に影響した。リン酸塩の析出はAsに関するシンクとして作用し,したがってその移動性を制限した。リン酸塩により脱着されたAsの最高画分をギブサイトで観察し,AlGtがそれに続いた。同様に,ギブサイトはかなりな量の炭酸塩により置換されたヒ酸塩を示した。その低結晶性にもかかわらず,おそらくAsの共沈により,フェリハイドライトは保持するヒ酸塩において,最も効率的な化合物であった。本研究では,Feの活性が低すぎてAsを有するビビアナイトを共沈できない,Al-ゲーサイトとギブサイトを含むAs汚染土壌と堆積物の管理に新たな洞察を提供する。このように,浸水土壌中のAs(V)の動態は,農業と環境管理において重要である。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物・ウイルス学研究法一般 

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