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J-GLOBAL ID:201202205632537784   整理番号:12A1105741

高地遷移帯のために開発した新規内生植物トールフェスクに対する去勢牛及び放牧地の応答

Steer and pasture responses for a novel endophyte tall fescue developed for the upper transition zone
著者 (6件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 2402-2409  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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雑種去勢牛を用いて2年間(初期体重304kg/2008年;277kg/2009年)の牧草給餌試験を行い,ウシにおける遅い成熟型のトールフェスク(Lolium arundinaceum KYFA9301)(FC)での育成成績及び放牧地の応答を評価した。FCはKYFA9301集団で,新規非毒性内生植物(Neotyphodium coenophialum NE9301)AR584を接種し,通常毒性内生植物(KY31)を接種したケンタッキー31FC,AR542内生植物接種のMaxQ’Jesp’(MaxQ)及び内生植物フリーのKYFA9301(EF9301)を比較評価した。牧草は2008年に5月から76日,2009年に4月から84日給餌した。各時期の牧草給餌開始期及び最終時期に体重の減少を認めた。直腸温度,皮膚温度を記録し,頚部からの採血を毎年,28,56日,及び試験終了時に実施した。茎葉飼料を2週間間隔で採集し,CP,IVDMD,ADF及びNDFを分析した。事前に計画した直交対比で,KY31:非毒性FC,EF9301:新規内生植物処理FC,及びNE9301:MaxQを比較した。去勢牛の反応は,非毒性FCの間では同等で,3種の非毒性FCの平均日増体量/haは,KY31よりも大きかった。これら3種のFCの直腸温度/皮膚温度はKY31より低く,血清中プロラクチン濃度は高かった。牧草の保有能力は,KY31では3種の非毒性FCよりも大きく,EF9301では2種の新規内生植物処理のFCより大きかった。給餌初期及び中点での保有率は内生植物処理FCの組み合わせ間では同様であったが,牧草収穫終了時までにKY31の保有率は非毒性FCより大きくNE9301ではMaxQよりも大きかった。結論としてNE9301がEF9301及びMaxQと同等の増体量改善効果を示し,トールフェスク中毒の緩解に同等の有効性を発揮した外,NE9301は6月及び7月の終わりにMaxQよりも大きな保有能力を示した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  植物起原の毒性 

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