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J-GLOBAL ID：201202205633455048   整理番号：12A1241531

高Si鋼の不完全ベイナイト変態をモデル化する物理的ベース法

A physically based approach to model the incomplete bainitic transformation in high-Si steels

著者 (3件)： M. Stefan (Tata Steel Res. Dev. and Technol., IJmuiden, NLD) ,  VAN BOHEMEN C. (Tata Steel Res. Dev. and Technol., IJmuiden, NLD) ,  HANLON David N. (Tata Steel Res. Dev. and Technol., IJmuiden, NLD)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 103  号： 8  ページ： 987-991  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 変態速度を制御するモデルでの主要パラメータであるゼロ変態温度(T_h)の変化を計算するために残留オーステナイトの炭素濃縮を明らかにする簡易法を適用すると置換モデルで不完全変態を捕らえることができることを実証した。高Si鋼(0.3C-2.4Mn-1.8Si)の実験データに対して拡張モデルを立証した。この論文で推奨した物理的ベース法は,つい最近発表されたSidhu等が提唱するスケーリング関数より,不完全変態現象の記述にはより適している。残留オーステナイトの炭素濃縮を明らかにする簡易法を適用すると,Van BohemenとSietsmaが提唱したモデルは,高Si鋼における不完全ベイナイト変態速度を適切に記述することができた。ベイナイトフェライトの炭素濃度のみを調節したことで,実験と計算が良く一致したことが,高Si鋼から引出した膨張計データを用いた拡張モデルの実証で判明した。T_hのもっともらしい炭素依存性を仮定したことを,X線回折を用いて測定したものと残留オーステナイトの予測最終炭素濃度の比較から判明した。

シソーラス用語： 計測器 ,  ベイナイト ,  核形成 ,  ベイナイト変態 ,  モデリング ,  残留オーステナイト ,  フェライト組織 ,  *中炭素合金鋼 ,  ケイ素含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  反応速度 ,  転移温度
準シソーラス用語： 膨張計 ,  変態速度

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： Si ,  ベイナイト変態 ,  モデル化 ,  物理