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J-GLOBAL ID:201202205660559653   整理番号:12A1222232

元のままおよびガンマ線を照射した単壁カーボンナノチューブの構造特性の比較:媒体および照射線量の影響

Comparison of structural properties of pristine and gamma irradiated single-wall carbon nanotubes: Effects of medium and irradiation dose
著者 (13件):
資料名:
巻: 72  ページ: 37-45  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ガンマ線照射が単壁カーボンナノチューブ(SWCNT)の構造に及ぼす系統的研究を実施した。ナノチューブを三種類の媒体中でガンマ線照射に暴露した。照射は,空気中,水中およびアンモニア溶液中で実施した。熱重量測定分析(TGA),フーリエ変換赤外分光(FTIR),元素分析(EA)およびラマン分光より,SWCNTの構造が変化する事が確認された。TGAの測定より,100kGyを照射したSWCNTに対し,導入基が最大のパーセンテージになる事を示した。FTIR分光はハイドロキシル,カルボキシルおよびニトリルの機能グループがSWCNTの側壁に吸着する証拠を示した。これらのグループはEAで確認された。照射した全てのSWCNTは照射に用いた媒体と関係なくハイドロキシルとカルボキシル基を持つが,ニトリル官能基はアンモニア水溶液中で照射したSWCNTにのみ確認された。ラマン分光解析より,カーボンナノチューブ構造における不規則の程度が照射線量と関連している事が示された。100kGyの線量で照射したナノチューブに対しては,ラマンID/IG比が元のままの試料(非照射)に比べ3倍大きかった。原子間力顕微鏡観察は100kGyの照射線量でナノチューブの長さが50%減少する事を示した。走査型および透過型電子顕微鏡はガンマ線を照射したSWCNTの形態と構造がかなり変化する事を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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