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J-GLOBAL ID:201202205699167582   整理番号:12A0899885

太平洋のカキのエーテルアミノリン脂質分子の順相液体クロマトグラフィー/負イオンエレクトロスプレイイオン化/4重極多段階線形イオントラップ質量分析による構造解明

Structural elucidation of molecular species of pacific oyster ether amino phospholipids by normal-phase liquid chromatography/negative-ion electrospray ionization and quadrupole/multiple-stage linear ion-trap mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 735  ページ: 76-89  発行年: 2012年07月20日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カキは,豊富な量のエーテル結合アミノリン脂質を含むが,構造上の同定はまだ報告されていない。筆者らは,カキのセリンとエタノールアミン系リン脂質エーテル分子の構造的解明のための順相液体クロマトグラフィー/負イオンエレクトロスプレイイオン化/4重極多段階線形イオントラップ質量分析(NPLC-NI-ESI/Q-TRAP-MS3)法を開発した。本法の主な長所は,(1)脂質混合物中の種々のリン脂質分類からの同重体前駆イオンの不正確な選択の回避,sn-1プラズマニル,又はプラズメニル結合の同定のための化合物の情報性のある明瞭なMSnプロダクトイオン質量スペクトルの獲得,及び(2)少量の分子の構造決定のために,それぞれのリン脂質化合物の「濃縮」脂質分子による前駆イオン強度の増加にある。NPLC-NI-ESI/Q-TRAP-MS3とNPLC-NI-ESI/Q-TRAP-MS2の組み合わせを利用して筆者らは,ドコサヘキサノイルとアイコサペンタノイル プラズメニルホスファチジルセリン(PS)とジアシル/アルキルアシル/アルケニルアシルホスファチジルエタノールアミン(PE)の6種の同重体化合物の構造を解明した。オメガ-3のプラズメニルPS/プラズメニルPE,及び多重体分子種異性体の存在が,米国太平洋産カキの特筆すべき特徴である。単純でロバストなNPLC-NI-ESI/Q-TRAP-MSn法は,オメガ-3アミノリン脂質を含む海洋性脂質栄養補助食品の詳細な特性化に特に有用である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  魚類以外の水産動物 
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