文献

J-GLOBAL ID：201202205772422200   整理番号：12A1571287

ホウ砂を媒介としたグルコースからのカーボンエアロゲルの形成

Borax-Mediated Formation of Carbon Aerogels from Glucose

著者 (4件)： FELLINGER Tim-Patrick (Max-Planck-Inst. Kolloid-und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  WHITE Robin J. (Max-Planck-Inst. Kolloid-und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  TITIRICI Maria-Magdalena (Max-Planck-Inst. Kolloid-und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  ANTONIETTI Markus (Max-Planck-Inst. Kolloid-und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 22  号： 15  ページ： 3254-3260  発行年： 2012年08月07日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エアロゲルは,クロマトグラフィー,吸着,分離,ガス貯蔵,断熱材,検出器あるいは様々な支持体として利用されている。一般的なシリカに替わり,本研究では,軽量かつ導電性のあるカーボンエアロゲルの単純,迅速かつ高効率の作製法を開発した。異なる比でホウ砂(Na₂B₄O₇)と砂糖を加えた水溶液をオートクレーブ中で180°Cに加熱した。砂糖とホウ砂との比により初期のカーボンナノ粒子のサイズを50nm以下の範囲で制御できることを示した。スピノーダル不安定化により炭素状粒子の凝集が進みモノリスが形成された。さらに,熱炭化を行うことで表面積は大きくなりさらに,モノリスに電気伝導度も付与できることを明らかにした。

シソーラス用語： *炭素材 ,  *エアロゲル ,  鉱物合成 ,  鋳型反応 ,  ホウ酸塩 ,  熱水 ,  熱分解 ,  スピノーダル分解 ,  微細構造 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (1件)： スクロース

タイトルに関連する用語 (3件)： ホウ砂 ,  グルコース ,  カーボンエアロゲル