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J-GLOBAL ID:201202205798436560   整理番号:12A0058330

硬化合金鋼の旋削における被覆や非被覆のAl2O3/TiCN混合セラミック工具の工具寿命と摩耗メカニズム

Tool life and wear mechanism of coated and uncoated Al2O3/TiCN mixed ceramic tools in turning hardened alloy steel
著者 (3件):
資料名:
巻: 274-275  ページ: 442-451  発行年: 2012年01月27日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文の焦点は,「立方晶窒化ホウ素(CBN),又は,多結晶質立方晶窒化ホウ素(PCBN)よりも,より安価な被覆や非被覆のセラミックAl2O3/TiCN混合植刃工具を用いて,硬化AISI 52100(~63HRc)鋼を連続して旋削する」という研究課題である。工具摩耗,工具寿命,工作物の表面仕上などの測定によって,その硬化鋼の被削性を評価した。硬化AISI 52100鋼の硬質旋削におけるセラミック植刃工具の摩耗のメカニズムとパターンについて論議する。得られた結果によると,非被覆工具には,破損やチッピングのタイプの損傷が,より頻繁に発生しており,それに対して,TiN被覆工具における損傷のより一般的なタイプは,クレータ摩耗である。本調査から得られた最も重要な結果は,「TiN被覆やクレータ摩耗は,切り屑の流れ方向に影響を及ぼしている」という現象である。非被覆セラミック工具においては,そのクレータ形成が,切り屑の押上げ-渦巻き半径の減少の結果を生じさせている。さらに,非被覆切削工具は,その工具-切り屑の界面における温度上昇の結果を生じさせている。この現象においては,その切り屑の上側と下側の間の熱バイメタリック効果(その切り屑をより小さな半径へと巻き上げる力)が,その原因となっている。それらの切り屑は,工具前面に蓄積し,切削時間の長さに依存しながら,工作物に固着する。この現象は,その表面品質を劣化させる原因となっている。TiN被覆は,「その切削工具を,より強化する」ことを確実にしているのみならず,「切削プロセス中の表面品質を維持する」ことをも確実にしている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
旋削,中ぐり  ,  非金属材料へのセラミック被覆  ,  潤滑一般  ,  固体の機械的性質一般 

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