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J-GLOBAL ID：201202205841905480   整理番号：12A0703741

生理学的塩環境における免疫FET実現可能性

ImmunoFET feasibility in physiological salt environments

著者 (10件)： CASAL Patricia (Ohio State Univ., OH, USA) ,  WEN Xuejin (Ohio State Univ., OH, USA) ,  GUPTA Samit (Ohio State Univ., OH, USA) ,  NICHOLSON Theodore, III (Ohio State Univ., OH, USA) ,  WANG Yuji (Ohio State Univ., OH, USA) ,  THEISS Andrew (Ohio State Univ., OH, USA) ,  BHUSHAN Bharat (Ohio State Univ., OH, USA) ,  BRILLSON Leonard (Ohio State Univ., OH, USA) ,  LU Wu (Ohio State Univ., OH, USA) ,  LEE Stephen C. (Ohio State Univ., OH, USA)
資料名： Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences  (Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences)
巻： 370  号： 1967  ページ： 2474-2488  発行年： 2012年05月28日 
JST資料番号： D0317A  ISSN： 1364-503X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電界効果トランジスタ(FET)は,チャネル電界によりゲートを設定して,ソース・ドレイン端子間の電流を制御するトランジスタである。FETは安価で,無標識で分析物を検出し,分析物の結合による表面電荷変化に対して指数応答を示すため,試料調製を制限して実時間で動作する。蛋白質感知のための免疫FETはチャネル上に生物親和性要素(抗体)を配置し,分析物が結合することで免疫FETの電気特性が変調される。従来,免疫FETは生理環境におけるイオン遮蔽のために実現不能とされてきた。本報告で,生理的緩衝液内における相対的イオン不透過性III窒化物免疫HFET(ヘテロ接合FET)による,ケモカインの信頼できる免疫FET感知を示した。検出特異性は受容体として使用した抗体特異性に従い,高度に類似した蛋白質種(ヒトとマウスのCXCL9)や,混合物(天然CXCL9とビオチン化CXCL9)間の識別が可能だった。古典的なFET感知と比較して,免疫HFETの実現可能性が示された。

シソーラス用語： *FET【トランジスタ】 ,  *免疫センサ ,  ケモカイン ,  抗原抗体反応 ,  ヘテロ接合 ,  表面電荷 ,  窒化物
準シソーラス用語： CXCL9 ,  HFET ,  塩濃度 ,  *電界効果トランジスタ

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生理学 ,  塩 ,  環境 ,  免疫 ,  FET ,  実現可能性