文献

J-GLOBAL ID：201202205846098397   整理番号：12A0363951

高速液体クロマトグラフィー用の酸に安定なシリカ系高度架橋固定相

Silica-based, hyper-crosslinked acid stable stationary phases for high performance liquid chromatography

著者 (3件)： ZHANG Yu (Dep. of Chemistry, Univ. of Minnesota, 207 Pleasant St. S.E., Minneapolis, MN 55455, USA) ,  LUO Hao (Dep. of Chemistry, Univ. of Minnesota, 207 Pleasant St. S.E., Minneapolis, MN 55455, USA) ,  CARR Peter W. (Dep. of Chemistry, Univ. of Minnesota, 207 Pleasant St. S.E., Minneapolis, MN 55455, USA)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1228  ページ： 110-124  発行年： 2012年03月09日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超高速,高温2次元液体クロマトグラフィー(2DLC)での非常に侵略的な酸性条件下での利用のための新たな高度架橋相(HC)が最近導入された。この型の固定相は,酸に対して最も安定な市販のRPLC相と比べて,顕著に増強された酸と熱に対する安定性を示す。また,表面制限ポリマーネットワークを作る直交化学の利用が,すぐれ再現性たと高効率を確保する。HC相の最も興味深い特性の1つが,表面芳香族系構造基の種々の官能基による誘導体化能である。これによって,芳香族ポリマーネットワークへの疎水基(例えば,-C₈),イオン性基(例えば,-COOH,-SO₃H),芳香族基(例えば,-トルエン),又は極性基(例えば,-OH)などの結合による広い選択性を持つ高度架橋相の開発がもたらされる。本研究では,種々の疎水性相を有するHC逆相,及びカチオン交換サイトを有する混合モードのHC相を合成して特性化した。これらの酸に安定なシリカ系HC相は,魅力的なクロマトグラフィー上の特性を有し,酸性媒体中で,特に,高温での塩基性検体,又は生物学的検体の分離に非常に有用であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高速液体クロマトグラフィー ,  *固定相 ,  *安定性 ,  熱安定性 ,  ネットワーク構造 ,  重合体 ,  再現性 ,  効率化 ,  *架橋度 ,  分離 ,  逆相クロマトグラフィー ,  選択性 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  *pH安定性 ,  ポリマネットワーク ,  二次元液体クロマトグラフィー ,  超高速液体クロマトグラフィー

分類 (2件)： 液体クロマトグラフィー  (CC04014L) ,  クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高速液体クロマトグラフィー ,  酸 ,  シリカ ,  高度 ,  架橋 ,  固定相