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J-GLOBAL ID：201202205867843190   整理番号：12A1244635

光コヒーレンストモグラフィーでのスペックルの影響の低減のためのラスタ走査と平均化

Raster scanning and averaging for reducing the influence of speckles in optical coherence tomography

著者 (1件)： PROSKURIN S. G. (Tambov State Technical Univ., Tambov, RUS)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 42  号： 6  ページ： 495-499  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光コヒーレンストモグラフィーは,生体組織の光学的性質をプロービングするのに有効な技術である。しかし,トモグラフィー再生画像の品質はスペックルの影響を受ける。このため,スペックルの影響の低減法が求められている。本論文では,光コヒーレンストモグラフィーでのスペックルの影響の低減法について検討した。低減法として,ラスタ走査と平均化法を提案した。皮膚の血管を利用して,この方法の有効性を検討した。血管のコヒーレンスプロービング深さなどの特性を調べた。Michelson干渉計のサンプルアームに小角ラスタ走査と平均化法を適用した。ヒト皮膚と皮下血液血管の表面層の診断において,小角ラスタ走査と平均化法でのパラメータを変えて,この効果を調べた。この結果,ラスタ平均化法により,信号対雑音比が増大し,スペックル雑音が低減することが判明した。また,低コヒーレンス光源の出力を低減し,コヒーレンスプロービング深さを大きくすることができた。

シソーラス用語： *トモグラフィー ,  Michelson干渉計 ,  SN比 ,  スペックル ,  光学的性質 ,  *生体組織 ,  ラスタ ,  光干渉断層計 ,  雑音低減 ,  平均値 ,  光走査 ,  血管 ,  皮膚 ,  *生体計測
準シソーラス用語： *光コヒーレンストモグラフィー ,  信号対雑音比

分類 (2件)： 光学情報処理  (BD03060T) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光コヒーレンストモグラフィー ,  スペックル ,  ラスタ走査 ,  平均