文献
J-GLOBAL ID:201202205874821452   整理番号:12A0930548

3種の反応性気体源を用いた大気圧プラズマ曝露によるPETフィルムの表面改質

Surface modification of PET films by atmospheric pressure plasma exposure with three reactive gas sources
著者 (4件):
資料名:
巻: 290  号: 11  ページ: 1005-1014  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
3種の反応性気体(空気,N2,およびAr)を用いた,大気圧プラズマ(APP)ジェット装置により,ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の表面改質を行った。PETフィルムの水に対する接触角は,APP曝露後にかなり低下することが認められた。APP曝露PETフィルムの水に対する前進接触角および後退接触角のエージング時間による変化を,Wilhelmy法による濡れ力測定により調べた。空気中のエージング,あるいは水ですすぐことによる疎水性の回復は前進接触角にのみ観測されたが,これは多分,低分子量酸化物質が水中へ溶解したか,酸化種が大気中に揮発したか,あるいは高分子鎖の再配列およびマイグレーションにより引き起こされたと思料された。疎水性の回復が終わった後のAPP曝露PETフィルムの濡れ性,および表面自由エネルギーは,非処理フィルムと比較してかなり大きかった。X線光電子分光により,PETフィルム表面がAPP曝露により酸化されたことが確認された。APP曝露にN2気体を用いたときには,ノズルからの距離(D)の低下とともに,表面窒素濃度が増加することが認められた。APP曝露PET上の表面酸素濃度は,水ですすぐことにより低下し,疎水性回復挙動と一致した。原子間力顕微鏡により,APP曝露による表面トポグラフィーの変化が観察された。APP曝露によるPET表面特性の変化は,上記のようにN2気体を用いた時に顕著であった。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子と低分子との反応  ,  固-気界面一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る