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J-GLOBAL ID:201202205881701926   整理番号:12A0594691

植民地支配の結果としてのキプロスの破壊された景観あるいは復元力のある環境

Cyprus as a degraded landscape or resilient environment in the wake of colonial intrusion
著者 (1件):
資料名:
巻: 109  号: 10  ページ: 3670-3675  発行年: 2012年03月06日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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地球温暖化や生態系破壊の問題への関心が高まる中で,今日の環境問題を過去の環境破壊のレッスンに学ぼうとする考えが強まっている。その一例として東地中海の森林破壊と砂漠化による環境破壊によって生態系的な自殺が起こったという古典的なストーリーがある。しかしながら,事実は極めて複雑であり,このような単純な仮説を受け入れることによって人間と環境の相互作用が取り扱われることは大きな問題である。キプロスにおいてはそのような崩壊ストーリーが150年前に起こっている。すなわち,英国の植民地統治者(1878~1960)も独立後のキプロス政府も上述の仮説をそれぞれの環境政策を正当化するのに使用した。実際には,英国の植民地政府内において,強力な個人的支配が中央集権的な手順よりも強い影響力を持ったのであり,統治者間に適切な環境政策について大きな不協和音が存在した。さらに,環境政策は健全な環境科学に基づくのではなく,予算の範囲内,あるいは被支配者の反乱が起こらない程度などの観点から実行された。結論として,現代の問題のためのレッスンに過去の歴史を利用する場合,きわめて大きな注意が必要である。
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分類 (1件):
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環境問題 

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