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J-GLOBAL ID:201202205888133125   整理番号:12A0364247

RNA結合タンパクXSeb4Rはアフリカツメガエルの母性-胚性転移時に母系Sox3の転写後レベルを制御する

The RNA-binding protein XSeb4R regulates maternal Sox3 at the posttranscriptional level during maternal-zygotic transition in Xenopus
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資料名:
巻: 363  号:ページ: 362-372  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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母性-胚性転移(MZT)は脊椎動物の一次胚葉のスペシフィケーション(指定)と並行して起こり,それに重要な寄与をしている胚の事象である。MZTの間,母方から供給されるmRNAは分解され,胚の転写産物は合成されてすでに指定された細胞運命を強化したりまたは新たな細胞のアイデンティティーの契機になる。今回,著者らはRNA結合タンパク質XSeb4Rの動物極割球での強制発現により,そこでの母系Sox3を含む転写産物が不正に安定化することを示す。これは脳のパターン形成とそれらの最終的なアポトーシスによる消失を調節する因子に反応する外胚葉前駆細胞の能力を妨げることにつながる。XSeb4RタンパクはSox3mRNAの3’UTRに特異的に結合する。XSeb4Rの機能獲得変異体の外胚葉の移植により母系Sox3転写産物の安定性が増大し,Sox3タンパク産生の増強を伴うことが明らかになった。逆に,XSeb4Rの除去はVegT発現を失わせるが,母系Sox3mRNAの量はSox3タンパクの量の増加を伴わずに増加した。さらに,XSeb4Rタンパクのノックダウンは外胚葉-中胚葉の境界を修飾させることが,中胚葉マーカー遺伝子XbraとApodの発現の拡大/移動や,外胚葉のマーカーEpi.K.の発現の阻害により示された。総合すると,これらのデータはXSeb4Rは遺伝子発現制御の新たなプレーヤーであり,アフリカツメガエルの外胚葉の指定の際に転写後レベルで機能することを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  遺伝子発現 
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