文献
J-GLOBAL ID:201202205889172019   整理番号:11A1273191

嫌気性バッフル反応器における酸性化および微生物の個体群分布に及ぼすその影響

Acidification and Its Effect on the Population Distributions of Microorganisms in an Anaerobic Baffled Reactor
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 1554-1560  発行年: 2010年 
JST資料番号: A0145B  ISSN: 0250-3301  CODEN: HCKHDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
嫌気性バッフル反応器(ABR)における酸性化工程のpH,COD,揮発性脂肪酸(VFA)および微生物モルフォロジーの変化を調査した。また,嫌気性微生物の個体群遷移工程を,蛍光インサイツハイブリダイゼーション法技術(FISH)を利用することによって定量的に解析した。この結果は,このABR反応器が前部から後部まで徐々に酸性化されることを示した。反応器が完全に酸性化されたあと,COD除去効率は,わずか30.9%であり,pH値は1.0~2.2まで低下したが,一方,廃水におけるVFAは5.1倍まで上昇した。加えて,微生物モルフォロジーは,酸性化工程によって,著しく影響を受けて,それにおいて,細菌が変形して,死に至るだけではなく,また,粒状スラッジの内部および外部物質移動も難しくなった。FISHによる定量的解析は,酸性化工程において,古細菌成長は抑制されるが,しかし,真正細菌成長は促進されて,このように,嫌気性処理の3つの重要な微生物の激減に帰着することを示した。ブチラート-酸化酢酸生成細菌Syntrophomonas種の豊度は30.9%まで減少して,プロピオナート-酸化酢酸生成細菌Syntrophobacter woliniiは85.5%まで減少して,ホモ酢酸生成細菌Acetobacterium化学種E.limosumは60.0%まで減少して,methanomicrobiumメタノミクロビウム目は54.3%まで減少した。これらのすべては,種々の嫌気性微生物個体群の物質移動バランスのアップセッティングに帰着した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質 

前のページに戻る