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J-GLOBAL ID：201202205899305823   整理番号：12A1637113

固体上でのナノ流体の動的拡張 2 実験

Dynamic Spreading of Nanofluids on Solids. Part I: Experimental

著者 (4件)： KONDIPARTY Kirtiprakash (Illinois Inst. of Technol., Illinois, USA) ,  NIKOLOV Alex D. (Illinois Inst. of Technol., Illinois, USA) ,  WASAN Darsh (Illinois Inst. of Technol., Illinois, USA) ,  LIU Kuan-Liang (Illinois Inst. of Technol., Illinois, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 41  ページ： 14618-14623  発行年： 2012年10月16日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 清浄なスライドガラスの下面にファットレッド7B色素を微量(<100ppm)含むカノーラ油小滴を付着させ,それをシリカナノ粒子(直径19nm)の水分散液(ナノ流体)に浮かべ,油滴の接触線の形状を上部および側方から光学顕微鏡により調べた。なお,分散性を高めるため,SDSを3mM(<cmc)分散液に加え,ナノ粒子の濃度は5,10,20%とした。ナノ流体は油滴とガラス基板界面に薄膜を形成して拡がり,その先端(内部接触線)は通常の三相接触線(外部接触線)とは明確に区別して観測された。内部接触線の拡張速度がナノ粒子の増加に伴い増加し,液滴体積の減少により減少すること,および,ナノ粒子を含まない場合は内部接触線の形成は認められないことから,この現象がナノ粒子により生じるキャピラリ-力に起因していることを明らかにした。

シソーラス用語： *流体 ,  ガラス ,  カノーラ油 ,  液滴 ,  *ナノ粒子 ,  線 ,  光学顕微鏡 ,  薄膜 ,  *固液界面 ,  拡大 ,  速度 ,  端部 ,  接触 ,  過程 ,  毛管現象 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アミン
準シソーラス用語： シリカナノ粒子 ,  *ナノ流体 ,  先端接触線 ,  薄膜拡大速度 ,  *薄膜形成

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  物体の周りの流れ  (BC02040N)

物質索引 (2件)： SDS ,  ファットレッド7B

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体 ,  ナノ流体 ,  拡張 ,  実験